私の通勤自転車はクロスバイクなのでカゴが付いていません。
リュックを背負って荷物を運びます。
自転車通勤をするなら荷物を運ぶ方法を考えなくてはなりません。
きっと仕事に行くのでそれなりに荷物があるはず。
荷物の内容はお仕事にもよるかもしれません。
乗っている自転車にもよる。
こちらでは、
- クロスバイクの通勤はリュックで大丈夫?
- 他の選択肢は何がある?
といったクロスバイクでの荷物の運び方について考えてみました。
同じくカゴが付いていないロードバイクでも似たような結論になるかもしれません。
もしお持ちの自転車にカゴが付いていなければ、リュックが第一候補になると思います。
リュックは体に身に付けるので安定します。
お出かけ、買物にも便利。
リュックは万能です。
リュックを背負うメリット

カゴが要らない
リュックならカゴが無くても問題ありません。
シティサイクル、クロスバイク、ロードバイクなど、どんな自転車でも問題ありません。
もしカゴが付いている自転車なら、肩が痛くなったり、背中が蒸れた時に前かごに入れることができます。
降りる時が楽
背中に背負っているので、自転車から降りる時はそのまま。
カゴから出したり、リアキャリアから取り外す手間がありません。
帰りに買い物に立ち寄るのも楽。
買ったものも空いたスペースに入れられます。
体に身に付けるのでバランスがとりやすくて安全
これはけっこう大事。
前カゴやリアキャリアで荷物を運ぶと、自転車自体が重くなります。
荷物の位置と重さによってはバランスがとりにくくなります。
その点、背中に背負うリュックは安全で安定性に優れています。
雨の日も対応しやすい
雨が降っていても、防水仕様のリュックやザックカバーで対応できます。
またリュックを背負ったまま着れるレインコートもあります。
雨の日は、自転車を降りたらすぐに職場や自宅に駆け込める方が便利です。
関連記事:「自転車通勤、雨の日はどうしてる?時間にゆとりをもって安全に走行が一番。」
リュックを背負うデメリット
肩や腰が痛くなる
これは時間と荷物の重さにもよります。
あまりにも重い荷物や遠距離の場合は、リュック以外を検討した方がいいかもしれません。
距離が長ければ長いほど、そのリスクは高くなります。
身体が痛くなると、自転車通勤が辛くなってしまいます。
関連記事:「挫折しない自転車通勤。私がモチベーションを維持するためにしていること。」
夏場は背中が蒸れる

暑い時は汗をかくので仕方ありませんが、蒸れます。
真夏であれば、Tシャツにラインができるほど。
通気性に優れたリュックもありますが、
いいお値段。
私はとりあえず着替えと乾燥、ファブリーズで対応しています。
関連記事:「夏の自転車通勤。暑いのは変えられない、体調管理が大事。」
物によっては大きくて職場で困る
職場にリュックを置く場所がない、ロッカーが小さくて入らないといったことがないようにサイズはコンパクトにしたいところです。
背中にパッドが入っていて、小さくまとまらないリュックもあります。
事前にリュックが置けるか確認した方が安心です。
他の選択肢は何がある?

クロスバイクでリュック以外の荷物の運び方について考えてみます。
自転車通勤の荷物の運び方は、
- カゴ・キャリアの有無
- 通勤距離
- 荷物の内容・重さ
で決まると思うので、必ずしもリュックである必要はありません。
手ぶらが一番。
できるだけ少なくコンパクトが理想です。
「体に身に付ける運び方」と「自転車に載せる運び方」に分けてみました。
体に身に付ける運び方
体に身に付けるなら、自転車自体は重くなりません。
ただ安全面を考えてもリュックやショルダーバッグ以外のカバンは、形状としてクロスバイクには向いていないかもしれません。
- ショルダーバッグ
- トートバッグ
- ドラムバッグ etc.
ショルダーバッグなら比較的バランスはとりやすいので、少ない荷物なら問題ありません。
私もちょっとした買い物の時は、小さい肩掛けカバンです。
トートバッグ、ドラムバッグなどはどちらかというと前カゴやリアキャリアであれば利用できそうです。
自転車に載せる運び方

こちらは自転車に荷物を直接取り付ける方法。
自転車本体が重くなりますので、少なからず走りに影響が出やすいです。
- 前カゴ+バッグ
- キャリア+バッグ
- サドルなどフレームに付けるバッグ
前カゴやキャリアを付けると、クロスバイクが少し重くなります。
そこに荷物が載るので、ハンドル動作が重くなる、坂道がきつくなる、など。
そして適合商品を探す手間。
取り付ける手間。
けっこうな工程が待っています。
やるからにはその手間を上回る成果を出さなければなりません。
見た目が気にならないようなら、通勤に前カゴは便利だったりしますが・・・。
キャリアの場合は、パニアバッグも選択肢のひとつ。
ネットで調べるといっぱい出てきますが、
後述の通り、良いものを探すのはちょっと難しい。
キャリアに取り付けるので、背中の蒸れからは解放されます。
私はリュック派

私が乗っている自転車は、ブリヂストンTB1。
前後カゴ無しなので、まずはリュックで通勤を始めました。
通勤距離は片道14km。
オプションで前カゴを付けることもできますが、
せっかくのクロスバイク。
どうしても”前カゴ無し”にしたかったので、リュックです。
使用しているリュック
・15~20リットルのアウトドアメーカーのリュック
アウトドアメーカーなので、ポケットなど収納場所も多くて重宝しています。
購入して、おそらくもう10年以上経過したリュック。
比較的通気性に優れたモデルかと思いますが、夏場はしっかり蒸れます。
そんな時は家の中で干せば、次の日には乾いてるので大丈夫です。
主な荷物
- 仕事のユニフォーム
- 仕事に使う小物
- 水筒1~1.5リットル
- ちょっとした工具
- パンク対策の持ち物
- ザックカバー
重さを量ってみたら、およそ6kgありました。
帰りは水筒が空になるので減量。
あまり余計なものはない、と思うのですが・・・。
けっこう重い。
もっと距離があると、しんどくなるかもしれません。
今のところは、リュックが一番。
関連記事:「クロスバイク通勤に最初に必要なもの。優先順位を考えて少しづつ買い足そう。」

実は夏場にTB1にリアキャリア(社外品)を付けたことがあります。やはり背中の蒸れが気になって・・・。
付けてみると意外とカッコイイ。
ただ付けたのはいいのだけど、なかなかちょうどいいバッグが見当たらず。
私の調査不足かもしれませんが、選ぶのが難しい。
自転車専門店に行っても、あまり品数が置いてありません。ネットにある商品も実物を確認できない。
だから失敗してしまいました。
ネットで買ったけど、荷物が入りきらない。
職場の自転車置き場は屋根がないので、雨の日の対応もちょっと面倒。
今回は一度あきらめて、確実な商品があれば検討しようかな。
リアキャリアについては、いつか自転車旅に使う予定です。
まとめ

クロスバイクの通勤はリュックでいい?についてまとめると、
カゴが無くてもいいし、降りる時も楽、雨の日も対応しやすい。
体に身に付けるので安全で安定性に優れる。
でも荷物が重かったり長い距離だと肩や腰が痛くなることも。
夏場は背中が蒸れるけど、なんとかなる。
リュックは万能。
です。
通勤での荷物は毎日のことなので、できるだけ負担を減らしたい。
だけどクロスバイクだから見た目も大事。
そんな時にリュックは丁度いい。
私が乗っているブリヂストンTB1は、通勤・通学におすすめのクロスバイク。
もしリュックが厳しかったら、オプションで純正の前かごやリアキャリアを付けることもできます。
良かったら「ブリヂストンTB1のレビュー」もご覧ください。