ブリヂストンTB1のレビュー≫

TB1にミノウラ製のリアキャリア。純正に劣らないきれいな仕上がり。

TB1社外リアキャリア

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ブリヂストンTB1はクロスバイクなので、前カゴや後ろの荷台が付いていません。

オプションで純正品が用意されています。

「せっかくのクロスバイク、余計な物は付けたくない。」と私は考えていたので、

自転車本体のみ購入しました。

ですが乗っていると、人はいろいろ付けたくなるものです。

そこでこちらでは、

  • TB1にリアキャリアを取付けたい。
  • ミノウラ製のリアキャリアは取付けできる?
  • 取付け方法は?

といった話です。

もしリアキャリアを付けたいけど、社外製でお探しであればお役に立てるかもしれません。

仕上がりはカッコイイ

こちら別途ボルト、ワッシャー、ナットを用意する必要があります。

注意

今回取付けしたTB1は、2021年9月に販売されていたモデルで480mmサイズです。現行モデルや420mmサイズの取付け確認はしておりません。

TB1のリアキャリアについて

純正品について

TB1には純正のリアキャリアが用意されています。

【材質】アルミ

【荷台サイズ】330mm×105mm

【カラー】ブラック

【最大積載重量】18kg

【重量】420mm用:860g、480mm用:820g

※リヤチャイルドシート・リヤバスケットは取付け不可

アルミ製なので軽量で錆びにくいです。

TB1のフレームには取付け用の穴がある

TB1のフレームには取付け用の穴があります。

こちらサドルとサークル錠の間。

ネジ穴にはなっていません。

TB1のキャリア取付け穴サドル付近

ハブ付近の左右に1個ずつ。

こちら6mmのネジ穴になっています。

TB1のキャリア取付け穴ハブ付近

ミノウラ製のリアキャリア

ミノウラリアキャリアサイズ

サイズ単位はmm。多少の誤差はあるかもしれません。

社外製は選択が難しい

専用品ではないので、完璧は求められません。

自転車によっては取付けできない物も

入念に調べた上で購入する必要があり、物によっては工夫して取付けになるかもしれません。

と、考えると高価な商品は手が出しにくいです。

今回装着したリアキャリア

TB1ミノウラリアキャリア装着

仕様

【材質】スチールパイプ

【荷台サイズ】315mm×135mm

【カラー】黒粉体塗装

【耐荷重】18kg

【重量】1.2kg

※リヤチャイルドシートは取付け不可

MTBやクロスバイクに対応。

天板にフックが4箇所。

フック内径10mmのパニアバッグが装着可能。

後ろに縦型のリアリフレクター取り付け金具が付いています。

こちらはアルミではありませんが軽量です。

こちら純正に劣らないきれいな仕上がり

価格はお手頃

取付けも難しくないと思います。

使用して気になったこと

①間が狭くなるので鍵が少しさしにくいと感じました。他のキャリアでもそうかもしれない。

リアキャリア付きTB1に施錠

②スチールなので錆びる可能性があります。溶接部などグリスを薄く塗って予防しました。錆が気になる方は、時々様子を見た方がいいかもしれません。

ミノウラリアキャリア溶接部
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ミノウラ MT-800N の取付け方法

商品内容と使用するパーツ

キャリア本体

ミノウラリアキャリア本体

取付けステー

ミノウラリアキャリア取付けステー

各種ボルト

各種ボルト

①スプリングワッシャーM6 2個
②平ワッシャーM5 4個
③スプリングワッシャーM5 4個
④ボルトM6×12 2個
⑤ボルトM5×12 4個
⑥ボルトM5×16 2個
⑦ボルトM5×25 2個
⑧ナイロンナットM5 4個

※Mはネジの規格

ワッシャーの種類

こんなにありますが、TB1の取付けに使うボルト類は少ないです。

使うボルト

六角レンチ

六角レンチ2本

小さい方がM4(M5ボルトを回す)。大きい方がM5(M6ボルトを回す)。

必要な六角レンチが付属しています。親切。

クリップバンド、ゴムパッキン

クリップバンドとゴムパッキン

今回こちらは使用しません。

他に必要な部品

こちら別途用意する必要があります。

ホームセンターで150円しないくらいでした。

私は錆に強いステンレス製を選びました。

  • ボルトM6×90mm 1個
  • ナットM6 1個
  • スプリングワッシャーM6 2個

※説明書を参考に”平”ではなく”スプリング”のワッシャーにしました。もしかしたらワッシャーでも良いのかもしれません。

M6×9mmナットとボルト
MEMO

フレームの取付け部分の幅が約71mmだったので、最初は何も考えずにボルトM6×80mmを用意しました。

残念。

長さが足りない。

用意する際、気を付けて下さい。

M6の80mm

他に必要な工具

  • 8mmレンチ
  • 10mmレンチ

10mmに関しては「片方を押さえて、もう片方を回す」ので2個欲しいのですが、モンキーレンチ万能スパナなどで用が足ります。

もしくはボルトに傷を覚悟でペンチで挟む、という手も。

私はダイソーの万能スパナを使っています。

取付け方法

最初は全て仮止めして最後に調整して本締めします。

①この状態を先に作ります。

ミノウラリアキャリアにステー取付け
取付けステーをキャリアに付ける

上の写真のようにボルトM5×12に平ワッシャーM5を通して、裏でナイロンナットM5で留めます。

後で位置調整するので、仮止めで大丈夫。

ボルトのサイズ8ミリ

裏のナットサイズは8mmです。ナットを8mmレンチで挟んで、付属の小さい六角レンチ(M4)でボルトを回すと効率的です。

②後ろの泥除けの上に載せます。

リアキャリアを上からはめる

ぴったりはいきません。隙間があります。

リアキャリアとハブ付近の穴

③ハブ付近はフレームの穴に合わせて、左右ともにボルトM6×12を仮止めします。

少し力を入れて、押さえてボルトを回していきます。

こちらは大きい六角レンチM5です。

泥除けの金具を挟む

私の場合、泥除け取付け金具の膨らみでそのままではボルトが届きませんでした。両側から軽く手で挟んで、膨らみを抑えたら入りました。

写真のようにシフトワイヤーと泥除け取付け金具が干渉します。

シフトワイヤーと泥除け取付け金具がキャリアと干渉
ハブ付近の穴に合わせて六角レンチでボルトを締める
リアキャリアをボルトで取付け

④続いてサドル下のフレーム側。

リアキャリアの取付けステーとフレーム穴にスプリングワッシャーM6を通したボルトM6×90mmを通します。

通した向こう側で取付けステースプリングワッシャーM6の順に通して、ナットM6で仮止めします。

こちらのナットは10mmです。

サドル付近の穴にボルトを通す
サドル付近の穴にボルトを通してナットで留める
ナットのサイズは10ミリ

⑤キャリアの天板が地面と平行もしくはやや前下がりになるように角度調整してキャリア本体と取付けステーを固定します。

先程のようにナットをレンチで挟んで、小さい六角レンチでボルトを回し本締めします。

写真のように端になるくらい、でした。若干片方がずれてます。

リアキャリアの取付けステーのナット
取付けステーのボルトをレンチで締める

⑥サドル下の固定部分も本締めします。

サドル下の固定部分を本締め

これくらいネジが出てきますが、短いと心配なので丁度良いと思います。

サドル下の固定部分のナット止め部分

⑦ハブ付近のボルトも本締めします。

ハブ付近のボルトを本締め

裏側から。ボルトがぴったり入っています。

ハブ付近のボルトを裏から見る

⑧取付け角度の再確認。

ほんの僅かに前下がり。これで良さそうです。

キャリア本体の外観

テールライトについて

キャットアイのオムニ3オートをリアキャリア取付け

後ろから見るとリアキャリアが重なってしまったので、テールライトは後ろに取り付けました。

参考

【2023/11/20追記】

しばらくするとネジが緩んでしまいました。荷物が当たったりしていたからかな。

ネジ1本固定は不安なので、補強しています。

時々確認した方がいいかもしれません。

キャットアイのテールライトブラケット固定

以前は下の写真のようにベルトのまま無理やり装着していました。

ライトが落下しないように、結束バンドで段差を作ってその上にベルトをした状態です。

リアキャリアにテールライト取付け
リアキャリアにテールライト取付け穴
キャットアイのオムニ3オートをリアキャリア取付け 自転車のテールライト。暗い道では自分の存在を知らせよう。

まとめ

TB1にミノウラ製のリアキャリアについてまとめると、

スチール製だけど軽量、カッコイイし、価格もお手頃。

TB1に取り付けるには、別途ボルト、ワッシャー、ナットを用意する必要がある。

取付けは難しくない。

最初は全て仮止めして最後に調整して本締めがポイント。

です。

純正のリアキャリアには手が出ないけど、こちらなら。

大きな荷物を載せて遠くに行きたくなります。

まずは近場。

いつかこれで出かけよう。