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【キャットアイ】ベロワイヤレスプラスの取付け方法。位置関係が大切。

キャットアイのベロワイヤレスを右から撮影

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サイクルコンピューターを自分で取り付ける。

もちろん説明書の通りに作業をすればいいのだけど、

コンピューターっていうとちょっと難しく聞こえる・・・。

そこで少し細かく取付けの手順を書いてみました。

キャットアイの無線式サイコン、ベロワイヤレスプラスを取付けます。

たびと
たびと

これを見れば大丈夫。

割と簡単だけど、最初から取り入れておきたいカスタマイズ

無線式ですが、取付けのポイントを押さえれば難しくないと思います。

この記事で分かること
  • キャットアイの無線式サイコンの取付け方法
  • 取付けに必要な道具
  • 取付けのポイント
MEMO

ブラケットや本体準備の操作等の違いはありますが、以下のキャットアイ製品も取付け方法自体は同じです。

  • ベロワイヤレス
  • マイクロワイヤレス
  • パドローネプラス

ベロワイヤレスプラスについて

キャットアイのワイヤレス入門モデルベロワイヤレスプラスを使用しました。

機能はシンプル。

生活防水(IPX8)でバックライト付きです。

商品内容

キャットアイのベロワイヤレスプラスの商品内容
  1. 本体
  2. センサーゴムパッド
  3. スピードセンサー
  4. ブラケット
  5. 両面テープ
  6. マグネット
  7. ナイロンタイ 4本
キャットアイのベロワイヤレスプラスの電池取付け

電池はリチウム電池(CR2032)。

本体の電池寿命は約1年。センサーは積算距離で約10000km。

1年半以上使っていますが、センサーは1回交換。本体はまだ交換してない・・・。

ちなみに積算距離は手入力できますのでご安心を。

必要な道具

  • はさみ
  • 先の細い物(ペン先、つまようじの後ろ、ナイロンタイの先等々)

はさみは、ナイロンタイを切るために必要です。

先の細い物は、本体うしろのボタンを押す際に使います。

取付けのポイント

位置関係

先に位置関係が分かっていると作業がはかどります。

説明書にも記載がありますが、以下が取付け条件です。

  1. コンピューターからセンサーまでの距離が送信範囲内にあり、コンピューターの底面がセンサーを向いている。
  2. マグネットがセンサーのセンサーゾーンを通過する。
  3. センサー表面と、マグネットの隙間が5mm以内である。

※センサーはできるだけフロントフォークの上方に取付けます。

「CATEYE VERO WIRELESS + 取扱説明書」より

あんこ
あんこ

 条件ごとに確認していきます。

送信範囲は70cm以内とのこと。

TB1のサイクルコンピューターからセンサーまでの距離

上の写真の取付け位置で40cmに満たないくらいです。

サイコンからセンサーまでの距離40cm

スピードセンサーの〇印部分にセンサーゾーンがあります。

スピードセンサーのセンサーゾーン
スピードセンサーのセンサーゾーンがマグネットを通過

③センサーとマグネットの間が5mm以内。

うまく作動しない時は、ここを確認。離れている可能性。

また、近すぎもうまくない。接触注意。

センサーとマグネットの間が5mm以内

ナイロンタイについて

キャットアイのナイロンタイ

ナイロンタイは上の写真の向きにして締めていきます。4本ちょうどでやり直しがききません

参考
カインズの結束バンド

取付けに失敗した、または取付け場所を変えたいとなった時に困るのがナイロンタイ(結束バンド)の入手

キャットアイのナイロンタイは、長さ 20.5cmくらい。

同じようなものが見つからないので、私はホームセンターカインズのこちらを使いました。少し短いけど3本繋げば大丈夫。どうしても納得いかない場合は、ブラケット等の部品だけでも販売されています。

ベロワイヤレスプラスの取付け方法

サイコンの準備をして、取付けの作業に入ります。

こちら簡単な流れです。

  1. サイコン本体の準備
  2. ブラケットの取付け(ステムまたはハンドルバー)
  3. スピードセンサーの取付け
  4. マグネットの取付け
  5. 本体装着
  6. 動作確認

まずはサイコン本体の準備

※こちらは簡単な流れです。説明書の手順に従って操作してください。

コンピューターの準備をします。

ベロワイヤレスプラスのMODEボタン
ベロワイヤレスプラスの裏側のボタン

ベロワイヤレスプラスの場合、本体うしろの「ACボタン」は先の細い物押します。
(計測単位・タイヤサイズ・時刻の設定です。)

本体うしろの「MENUボタン」と本体正面の「MODEボタン」は指先でも押せます。

①まずは「ACボタン」を押して、オールクリア(初期化)。

その後は「MENUボタン」と「MODEボタン」を操作していきます。

②計測単位を選択。

③タイヤサイズを選択。正確に測りたい場合は 205[]を選びます。

④時刻合わせ。

参考

私はタイヤ周長217cm(TB1はタイヤサイズ 27×1-3/8)にしています。

右フロントフォークはハブダイナモライトの線があるため、センサーは左フロントフォークに取り付けています。

取付け方法

※今回は最終的にサイコン本体をステムセンサーを左フロントフォークに取り付けていきます。
※ブラケット取付けの際に使用したナイロンタイは、前項で紹介したものを繋いで取り付けています。ご了承下さい。

①ブラケットをステムまたはハンドルバーに取り付けます。

ステムに取付ける場合

サイコン本体の取付け位置注意

サイコン本体を装着した時にしっかりはまるような取付け位置にします。ブラケットが下すぎるとステム接続部と干渉する可能性があります。

ナイロンタイをブラケットの横から通す

ナイロンタイをブラケットの横から通す。

ブラケット裏側に両面テープを貼り付け

裏側に両面テープを貼り付けます。

問題ない位置であれば、両面テープの剥離紙を剥がして取付けします。

サイコン本体をブラケットにはめて取り付け

心配であればサイコン本体をブラケットにはめて取り付けても大丈夫。

ナイロンタイを通して強く引きます

TB1ステムにブラケット取付け

こちら取付けイメージです。

ハンドルバーに取付ける場合

ブラケットにナイロンタイを上から通す

上の写真の位置です。ナイロンタイを上から通します。

裏側に両面テープを貼り付け。

問題ない位置であれば、両面テープの剥離紙を剥がして取付けします。

TB1のハンドルバーにサイコン取付け

ナイロンタイを通して強く引きます。こちら取付け後イメージです。

共通

ナイロンタイのはみ出た部分をはさみで切ります。

ナイロンタイのはみ出た部分をはさみで切る

②スピードセンサーにセンサーゴムパッドを取付けます。

③「取付けのポイント」にあるように位置関係を確認したうえで、スピードセンサーを取付けます。

センサーゴムパッドは写真のようにフレームに当てます。

スピードセンサーにナイロンタイの先を穴に通して強く引きます

スピードセンサーにナイロンタイの先を穴に通して強く引く

ナイロンタイのはみ出た部分をはさみで切ります。

センサーのナイロンタイのはみ出た部分をはさみで切る
参考
センサーを右フロントフォークに取り付けたイメージ
センサーを右側に取り付けたイメージ

スピードセンサーを右フロントフォークに取り付けると、センサーの向きは上の写真のようになります。問題ないのですが、私としてはタイヤが回る方向を考慮すると左側が安心。

④センサーが通りそうな高さにマグネット仮止めします。だいたいです。

マグネットはネジになっていて、スポークを挟みます。タイヤのスポークはどれでも大丈夫。

写真のようにタイヤが回る方向が狭いです。

センサーが通りそうな高さにマグネットを仮止め

⑤タイヤを回転させて、マグネットをセンサーの近くへ。

高さを合わせて本締め

マグネットをセンサーの近くにして高さを合わせて本締め

⑥マグネットとの間が5mmになるようにセンサーの角度を調整します。

届かなければ丁寧にゴムパッドごと内側にずらしていきます。

センサーの角度を調整

⑦コンピューター本体を装着します。

※外す時はサイコン本体とブラケットに手を添えて、前を浮かせるように丁寧に押し上げます。

サイクルコンピューター本体を装着

⑧実際に走行、または前輪を持ち上げて回転させて動作テストします。

たびと
たびと

速度が表示されればOK。

取付け完了です。

TB1にサイコン取付け完了

まとめ

今回はキャットアイのベロワイヤレスプラスの取付け方法でした。

ひとつひとつの作業自体は難しくないと思いますが、特に位置関係が大切かと思います。

あとはナイロンタイ

はめ込んで失敗すると抜けませんので気を付けて下さい。

なんでホームセンターで調達したんだっけ、と自分で思い出せないのですが・・・。

私は失敗したのかもしれませんね。