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自転車通勤では、
「これからは自転車で行きたいんだけど、どの道で行こうかな。」
「自転車通勤しているけど今のルートは最短だけど、危険な所が多い気がする。」
といった悩みがあります。
私も1年間自転車通勤をしていますが、最初は試行錯誤の連続でした。
とりあえず知っている道で行くけど、思わぬところで危険があったりします。
何度か同じ道を通るとクセが分かってきたりします。
自転車通勤をする人にとって道選びは重要です。
そこで、
- 自転車通勤の道選びは何に気を付ければいい?
- ルートはどうやって決める?
- 新しい道探しはいつすればいい?
といったことについて、私なりの「道選び」を考えてみました。
自転車通勤している方の安全な道選びの参考にしていただければ。
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自転車通勤の道選びは何を基準にする?
道を選ぶ際に通勤距離が短ければ、あまり悩むことはありません。
でもこちらをご覧の方は、きっと比較的距離が長い方。
距離が長いと悩むポイントが多いと思います。もし通勤経路にサイクリングロードがあればベストです。
でも、どこにでもあるわけではないので、以下の基準をトータルで考えてルートを探っていきます。
安全と左側通行が大前提
まず道選びをする時は、
- 安全であること
- 左側通行
が大前提です。
毎日の自転車通勤は安全であることがなにより大切。
そして自転車が車道を通行する際は、自動車と同じ左側通行です。
通勤にかかる時間
通勤にかかる時間は主に、
- 距離
- 信号の数
- 踏切の数
- 坂道の傾斜と数
といったことで影響が出てきます。雨の日は少し多く見積もった方がよさそうです。
信号は場所によって通過に時間がかかるところもあります。踏切も「開いたと思ったら、また閉まる」というところは避けたいです。
自転車通勤の距離は?自転車の種類と時間、目的で通える範囲を考えよう。通勤する時間帯
時間帯によって下記の点が変わってきます。
- 朝・昼・夜の明るさ
- 交通量
- 歩行者の数
通勤時間帯は、みんな急いでいるので危険がいっぱい。
また昼間は快適だけど、夜は真っ暗。早朝は順調だけど、昼間は車が多い、といったことがあります。
これは実際に走ってみないと分かりづらいので、必要であれば時間帯によって道を使い分けていきます。
走る場所
安全面の関係で、
- 道幅
- 歩道の有無と幅
- ガードレールの有無
- 路面の状況
を考慮した方がいい道があると思います。
道路が狭いと左側を走行する際に危険が伴います。それを避けるために歩道に入ることもあるので、歩道の幅も大事です。
※基本は車道の左側を走行します。歩道は歩行者優先。
歩行者がすれ違える程度の幅の歩道もあります。そのような場合は自転車から降りて、押して歩かなくてはなりません。道路に面した家の方が急に出て来られることもあります。
路面については舗装されていれば問題ありませんが、デコボコで雨の日になると水が溜まってしまうところも。雨の日は、田んぼ道など舗装されていない通り、滑りやすい路面は避けた方が無難です。
地図には載っていないようなことがあるので、実際に走ってみて気付くことは多いです。
危険個所は?
通勤ルートには、
- 合流
- 踏切
- 側溝
- 崖
などいくつか危険個所があると思います。少ないに越したことはありませんが、長い距離でゼロにするのは難しいかもしれません。
例えば上の写真のような複雑な交差点では、信号が青でも油断しないで左右よく見て渡りましょう。どうしても乗ったまま安全に渡れない時には、自転車を押して歩く方がいいです。
また車では気付きにくい側溝など”穴”になっているところもあります。
私の自転車通勤の道選びの手順
次は私が実際に自転車通勤を始めた時の道選びの手順です。いきなり複雑な道ではなく、最初はシンプルがいいと思います。
まずはナビで検索
私は車で通っていたので、最初はその道を基本にしてルートを選びました。
電車など別の手段だった場合は、道が分からないと思うので車用のナビで経路検索がいいと思います。
危険個所など最初は分からないので、細い道ではなくなるべく大きな通りのルートを選びます。
そして明らかに「ここは自転車では無理だ」というポイントだけ変更します。
改善していく
何度か走ると困った箇所が出てきたので、道を改善していきました。
私の場合、川を渡る場所があります。
車で通っていた道は、歩道がない道路の端を通る危険な上り坂でした。少し離れたところに歩行者・自転車用の道を見つけたので、そちらを利用することにしました。
その道を選ぶことで、踏切1つと急な坂道が1つ増えました。ただ踏切は時間ロスの少ないもので、坂も我慢できる程度の距離なので問題ありませんでした。
他にも左側通行を意識すると、「行き」は問題なくても「帰り」が危ないところがあったのでいくつか修正しました。
車では難しくても自転車なら走行しやすい道もあります。
危険度が低く、安全であれば積極的に取り入れました。近道になる場合が多くあります。
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安全かつ安定したルートを探る
通勤ルートは、安全かつ時間等が安定したルートを探っていきます。
「行き」と「帰り」ではちょっと違ってきます。
「行き」はとにかく安全で時間が安定したルート
同じ道であれば自転車は渋滞がないので、かかる時間はあまり変わりません。「ここは〇時〇分くらいに通過するんだな」とかだんだん感覚が分かってきます。
通勤の「行き」に関しては、仕事の遅刻は絶対に避けたいところです。
とにかく安全で時間が安定したルートを選択していきます。
時間のかかる踏切や信号は特に検討が必要です。
また上り坂はけっこう疲れますので、少ない方がいいです。仕事前はきついかも・・・。
「帰り」は楽しんでゆっくり帰る道
「帰り」は時間を気にすることはないので、ちょっと気分が楽です。リラックスして、楽しんで帰れるといいですね。
どこかで休憩したり、ついでにちょっとした買い物も。何か困ったとき用に自転車屋さんの場所も調べておいた方が良いかもしれません。
また新しい道を探すなら、晴れた帰り道が安心です。
残念ながら、雨の日は明日に備えていつもの道でゆっくり帰りましょう。
安全第一です。
雨の日の自転車通勤については、「自転車通勤、雨の日はどうしてる?時間にゆとりをもって安全に走行が一番。」をご覧ください。
私の通勤ルート(片道14km)
行き・・・主なルートは1つです。信号5か所、踏切1つ、短くて急な上り坂1つ、長くて緩やかな上り坂1つ。坂道は避けたいところですが、場所的に仕方ないところでトレーニングだと思って通っています。上り坂のコツを研究しました。
帰り・・・主なルートは2つ。1つは行きと同じで、もう1つはサイクリングロードを経由した通りです。寄り道で、ドラッグストアやホームセンターなどに行きます。主に栄養補給の調達や家の買物です。時々、川沿いで休憩したり、自転車の調整・掃除をすることも。とにかくゆっくりのんびり疲れないように。
上り坂を避けるために違う道を選んだら、さらにもっと疲れたということもあり今の道で落ち着いています。残念。
まとめ
自転車通勤の道選びについてまとめると、
自転車通勤の道選びは安全かつ安定したルートで。
安全と左側通行が大前提。
通勤にかかる時間、時間帯、走る場所、危険個所をトータルで考えてルートを選ぶ。
まずはナビでルート検索して、
地図には載っていないようなことがあるから、実際に走ってみて改善していく。
自転車なら近道もあるかも。
遅刻はしたくないので、行く時は安全で時間が安定したルートで、
帰る時はゆっくりのんびり。
自転車屋さんの場所も確認しておく。
新しい道を探すなら、晴れた帰り道にする。
です。
通勤時は、みなさん忙しいので時間にゆとりを持って、速度を出し過ぎないようにしましょう。
私は何かあったら困るので、30分くらい余る計算で出発しています。あと頑張ってペダルを漕ぐと疲れすぎてしまうので、ちょっと控えめです。
そして帰りはゆっくり。
是非いい道を選んで、自転車通勤を楽しんで下さい。
私が乗っているブリヂストンTB1は、通勤・通学におすすめのクロスバイク。
鍵やライト、泥除けなどが最初から付いています。
良かったら「ブリヂストンTB1のレビュー」もご覧ください。
ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。スポンサーリンク