車の点検はお願いするけれど、自転車の点検ってどうだろう?
私は以前、全然していませんでした。
乗りっぱなし、チェーンは錆び錆び、空気補充も気が向いたら。
だからよくパンクした・・・苦い経験。
でも今思えば、ちゃんと整備していればそんな思いしなくて済んだはず。
定期的なプロに任せた定期点検で自転車に安心して乗る。
これで長持ち。
「点検料金はいくらくらい?」を調べてみました。

自分でできる日常点検も。
- 自転車の点検はいつする?
- 点検料金はいくらくらい?
- 日常点検は何をすればいい?
※本記事では、主にシティサイクルやクロスバイク等の点検を例に取り上げています。
自転車の点検はいつする?


自転車の点検は、主に自分で行う日常点検とより詳しく調べる定期点検があります。
※日常点検の内容は後述します。
自転車の点検は定期的に
私が自転車(ブリヂストンTB1)を購入した時には、
「1~2ヶ月くらいで見せに来て下さい。」と言われたと思います。
大方の目安はそれくらい。(極端に長く走る場合はお早めに)
点検簿にも、
初回・・・購入後100km到達時または2ヶ月以内
2回目以降・・・購入後6ヶ月以内、12ヶ月以内その後1年毎
参考「ブリヂストン ロビンフッド手帳」
とありました。
定期的に自転車整備士の方に点検してもらうと安心です。
道路、走るので。
購入後しばらく乗っていると、変速がうまく入らない。いわゆる”初期伸び”といって、シフトワイヤーが伸びた関係で変速機にズレが生じます。最初だけ。故障ではないので焦らず。自分で調整作業が難しい場合は、ついでに点検でやってもらうと良いかもしれません。
私はその時知らなかったので、自分で調整。ちょっと苦労。そして点検に出したきっかけは、”期間や走行距離”ではなく”転倒”でした。
関連記事:「自転車通勤はやめた方がいい?挫折しないための対策を考える。」
点検の必要性


しっかり整備されていない自転車に乗り続けると、
- タイヤのパンク
- チェーンがたるむ
- ブレーキが利かない
- ライトが点かない
といったことが、いつか発生します。
交通違反になることも。
例)無灯火、反射材等の装着がない
そういったトラブルを未然に防ぐためにも点検は必要です。
内容によっては余計な費用が発生してしまうこともあります。
「点検しておけばよかった。」と後悔しないために。
自分でもできる?


自分で行うのは日常点検のみ。
詳しく調べる定期点検は、よほど自転車に精通している方以外は、
お店の方に見ていただいた方が良いと思います。
例えば”異音”があった場合、素人では原因を特定しにくいです。
時間も労力も奪われます。
自転車整備のプロの方なら、チェック項目を基に確実に拾ってくれるはず。
毎日自転車に触っているので。
自転車の点検料金は?


個人のお店なら、購入自転車についてはいつでも無料点検してくれるお店もあるようです。
また逆に他店購入の自転車は点検できないというケースも。
ですから、自転車購入の際は点検をしてもらう予定があるなら、そこを含めて購入店舗を決めた方が良いと思います。
主な自転車専門店の料金
乗っている自転車の価格に比例して、点検の料金も高いようです。
ママチャリはそれほど、クロスバイクはもう少し、電動自転車やロードバイクならもっと。
そうはいっても「うちで買ってくれた自転車なら積極的に点検しますよ。他店からの持ち込みは正規料金頂きます。」というのが普通だと思います。
自転車購入時のサービスに加入して無料で点検
例えば「サイクルベースあさひ」や「イオンバイク」などの大手自転車専門店では、購入時に3,000~7,000円程で1~3年間無料で点検を受けられるサービスがあります。
修理・部品交換代は有料ですが、どちらも期間内は割引もあるので安心。
自転車購入の際、購入店舗にそういったサービスがあるかどうか確認されると良いと思います。
加入料金 3.630円(税込み)
加入時に別途、防犯登録(有料)が必要。
- 加入自転車に対して3年間の無料点検
- 加入自転車に対して3年間の修理工賃10%OFF
- 加入と同時購入の部品・用品の10%OFF
- 盗難補償
※こちらは2024年1月22日のサービス変更後の内容です。
加入料金 3,900~7,400円(税込み)
防犯登録の費用を含む。加入期間(1~3年)により、料金が異なります。
- 修理工賃10%OFF
- パーツ購入10%OFF
- 点検・調整無料
- 防犯登録
- 万一に備えるプレゼント保険(賠償責任・傷害・盗難保険)
※こちらは2024/3/1(金)のサービス変更後の内容です。
こちらに記載のサービスは記事投稿時のものです。料金や内容は変更があるかもしれません。ご利用の際は、あらかじめ公式ホームページ等でご確認ください。
お店に依頼して点検してもらう場合
他店購入自転車の持ち込みや前項にあるようなサービスの期間が切れてしまった後などのケース。
だいたい相場は 1,000~3,000円程度といったところのようです。
もちろん修理箇所があれば、追加料金になってしまいますが。
どこまでやってくれるかといった項目については、お店によるかもしれませんが安全に走れる状態という点では変わりません。
もし点検に出す前に気になる点があれば、あらかじめお店の方に伝えておくと安心です。
定期点検の内容について


細かくは触れません(すみません)が、項目はたくさん。
お店によって全て行われるかは別として一例です。
例)
フレーム、ハンドル、ブレーキ、ギアクランク、ペダル、チェーン、ディレイラー・・・等々。
これら部位の固定・締付確認やガタ、ワイヤーのほつれ確認等。
適切な場所に適切な物を注油。
参考「ブリヂストン ロビンフッド手帳」
これを締付具合を適正(締付トルク)にして、オイル・グリスも用意して、変速を調整して、修理して、部品を交換して・・・。
これは私は厳しい。
まず必要な物が揃っていないし、知識が足りない。
自分でできる日常点検
自転車整備のプロにお願いする点検とは別に自分でできる日常点検を確認しておきましょう。
おそらく自転車購入時にお店から説明書のようなものをもらっているはず。
そこにも記載があると思いますが・・・。



なかなか見ないですよね。
日常点検について


自分で行う日常点検は、主にこれで大丈夫です。
それほど難しい作業はないと思います。
追加で「⑧チェーン」も入れたいところ。変速に不調はないか、また定期的に注油して錆を防ぎます。
自転車点検のポイント
合言葉は「ブタベルサハラ」
- ブレーキ:前後輪とも良くきくか
- タイヤ:空気は十分に入っているか
- ベル:よく鳴るか
- サドル:グラグラとゆるんでいないか、両足先が地面につく高さになっているか
- ハンドル:曲がっていたり、グラグラしていないか
- 反射材:汚れてないか、よく見えるか
- ライト:点灯するか
「自転車の点検整備について」埼玉県警ホームページより引用
ベルは意外と意識しないと確認しないところ。基本は慣らしませんので。
反射材は割れていないかも確認。
ライトも普段昼間しか乗らない人は見ないかも。
私は主に掃除をしながら点検しています。タイヤについては乗る毎に確認。
関連記事:「自転車のメンテナンス。日常のお手入れとその頻度は?」
修理箇所が見つかった場合


ちょっとした部品の交換やパンクの修理くらいなら自分でもできるかもしれませんが、心配ならお店へ。
私は可能な部分は自分で対応していますが、何でもは・・・できないなあ。



専用の工具が必要なこともありますので。
まとめ


自転車の点検料金はどれくらい?についてまとめると、
自分で行う日常点検と詳しく調べる定期点検がある。
日常点検はそれほど難しくない。
定期的にお店の方に点検してもらうと安心
整備されていないと交通違反になることもある。
自転車購入の際は、点検も含めて店舗を決めた方が良い。
通常の点検料金は、1,000~3,000円くらい。
定期的なプロに任せた定期点検で自転車に安心して乗ろう。
です。
なぜ点検を考えたかというと、私のTB1もあと少しで2年経ちます。
距離も走っているし。
そろそろ私だけの力では・・・と思って。
でも日常点検はちゃんとしています。
自転車楽しいですから。
私が乗っているブリヂストンTB1は、通勤・通学におすすめの1台。
パンクしにくいタイヤで、比較的メンテナンスが簡単なクロスバイクです。
良かったら「ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。」もご覧ください。