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自転車のベルはいつ鳴らす?確認しておきたいルール。

シティサイクルのベル

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自転車には、当たり前のようにベルが付いています。

子供用、ママチャリとかにはお馴染みのチリリンと鳴るタイプ。

使い方なんて教えてもらうことはなかったけれど…。

実はルールがありました。

今回は自転車のベルはいつ鳴らといった話。

たびと
たびと

取付け義務についても確認していきます。

スポーツサイクルには必ずしも付いていないことがありますので。

この記事で分かること
  • 自転車ベルのルールと使い方。
  • ベルの選び方は?
  • どんなベルがある?

自転車のベルについて

自転車のベルは取付ける必要がある

まずはベルのルールについて。

ベルの取付け義務に関しては各都道府県で定められていますので、お住まいの自治体のホームページ等で確認してみて下さい。

下記は、私が住んでいる埼玉県の例です。

安全を考慮したものですから、基本は変わらないと思います。

自転車にはベルを取付けなければいけません、とあります。

「ベルを鳴らす場所」は法律で決まっています

取付けていないといざという時に鳴らすことができません。

※法律の文章より分かり易いものを記載しています。

自転車にはベル(法令用語では警音器)を取付けなければいけません。(埼玉県道路交通法施行細則第10条第2号。罰則:5万円以下の罰金)
特にロードバイク/ロードレーサーなどのスポーツ用自転車の場合、購入時には標準装備されていないことがあるので、道路を走る場合は自分で取り付けることが必要です。

ベルを鳴らす場所

「警笛鳴らせ」や「警笛区間」の標識のあるところではベルを鳴らさなければいけません。(道路交通法第54条第1項。罰則:5万円以下の罰金)

ベルの乱用禁止

危険防止のためやむを得ないとき以外は、標識のないところでベルを鳴らしてはいけません。(道路交通法第54条第2項。罰則:2万円以下の罰金又は科料)

例えば、よそ見運転の自転車がこちらに気付かずに走って来るが、道路が狭くて安全に避けることができないときなど、音で知らせる以外に危険を避ける方法がないときに限られます。

徐行運転や一時停止など、ほかの方法で危険が避けられるときは、まずはその方法を実行しましょう。ベルを鳴らしても相手が気付かなければ交通事故になってしまいます。

歩道で歩行者に進路を譲らせるためにベルを何度も鳴らすなどの誤った使い方をしてはいけません。歩道は歩行者優先です。

埼玉県道路交通法施行細則(自転車関係)について」より引用

ベルの使い方

「警笛鳴らせ」の標識
警笛鳴らせの標識

自転車のベルは、前述のとおりいつでも鳴らしてよいわけではないということ。

上の写真のような「警笛鳴らせ」の標識のあるところ

標識のないところでは危険防止のためやむを得ない時とのこと。

こちらは徐行や一時停止等の方法で危険を避けられない場面と限定されています。

例にあるような相手のよそ見運転には有効です。

とはいえ最近はイヤホンやスマホ運転をしている方を見かけるので難しい時もあるかもしれません。
※イヤホン等のルールも自治体によるようですが、運転に集中できない状態は危険。

こちらは自転車走行中に瞬時に判断するには難しい場面もある気がします。

あまり難しく考えるといざという時に鳴らすことができません。

お互いが不快に感じない程度に安全に使うことが大切なのかと。

自転車ベルの選び方

こちらは自転車ベルの選び方

新規に取り付ける、あるいは交換する時の参考にしてみて下さい。

耐久性に関しては環境による(特に雨に濡れるかどうか)と思うので何とも言えませんが、そんなにすぐに壊れる部品ではないと思われます。

あんこ
あんこ

時々、点検しておくと安心。

ベルを選ぶ基準

ベルを選ぶ基準は主に下記になるかと思います。

  • 取付け径
  • 見た目
  • 価格

取付け径

これが一番大事で、ハンドルの太さに適合しないと取付けができません

購入前に確認を。

参考

私のブリヂストンTB1は、ハンドルバー中央付近の径は25.4mmグリップ付近の径22.2mm

一般的なシティサイクルやクロスバイクはこちらのサイズですが、念のためご確認を。

見た目

自転車にこだわりがあるのであれば、ベルの見た目も気にしたいところです。

カラーやデザイン、サイズ感等々。

例えばスポーツサイクルなら、コンパクトな方が良いと思います。

音量

実際に鳴らした時にが小さすぎても大きすぎても困ります。

大事な時に鳴らすので音が大きい分には困らないかもしれませんが…。

あとは音色の好みがあれば。

リンリン、チーンとか。

価格

一般的な自転車のベルの価格は、数百円~1,000円程度

高価なもので3,000円前後。

自転車ベルの点検

あまり活躍の場の少ない自転車のベルですが、いざという時に鳴らなくても困ります

時々点検しておきましょう。

  • 音は鳴るか。
  • 取付け位置は適切か。

上の写真は、私が乗っているTB1のベルです。

きちんと鳴りますが、バネ部分にが見られます。

錆が進行したり、バネが弱くなるなど傷んでくると良い音が出ません

また取付け位置については特に決まりはないようですが、いつでも鳴らすことができる位置が望ましいかと思います。

自転車ベルいろいろ

だいたい自転車のベルが最初から付いていたので、他にどんなものがあるか知りませんでした。

検索してみると、主に下記のタイプが出てきます。

私なりにシンプルなタイプ、おしゃれなタイプと分けてみました。

ハンドル周りのアクセントに。

百円均一にも取扱いがある

うちのママチャリには、ダイソーの自転車ベルが付いています。

付いていたベルがジャッジャッと空振りした音になっていたので、すぐにこちらに交換してひと安心。

耐久性は分かりませんが、コスパは間違いないですね。

シンプルなベル

素材アルミ・樹脂
重量34g
取付け径記載なし

こちらは一般的な”自転車のベル”

それなりに存在感があるのでシティサイクル向けかと思います。

私が小さいころからずっとある形。

記載がありませんが、ママチャリ等の取付け径 22.2mmかな…。

素材アルミ・樹脂
重量約20g
取付け径22.2mm

こちらシンプルな小型のベル

価格もお手頃

あまり主張しすぎず、チーンという音。

私のTB1にはこちらと同じと思われるベル(ブランドロゴ無し)が付いています。

関連記事:「ブリヂストンTB1のレビュー。1万km乗ってみて分かったこと。

素材真鍮(しんちゅう)
重量25g
取付け径約12.0〜32.0mm

こちらもシンプルな小型のベル

取付けベルトで調整できるので、あまりハンドル径を気にせず選べる商品です。

工具不要なので、簡単に取り外しや位置移動ができます。

シティサイクルからロードバイクまでどんな自転車でも大丈夫そう。

おしゃれなベル

素材真鍮(しんちゅう)
重量80g
取付け径25.4mm(パッキン使用時 22.2mm)

レトロ感のある自転車にぴったりのベル。

商品にこだわりを感じます。

そして良心的な価格

鳴らしてみたい。

素材アルミ合金・ステンレス鋼
重量約24g
取付け径22.2mm

ハンドル周りに馴染むデザイン

確かにこれがシフトレバー周りに付いていれば違和感ありません。

ベルって分からないかも。

機械的な形ですが軽量です。

重量18g
取付け径22.2mm

洗練されたデザインのベル。

表面素材はアルミニウム。

あまり目立たないように工夫された形で、このデザインに惹かれる方も多いと思います。

重量26g
取付け径23.8~31.8mm

こちらLARGEサイズは、ロードバイク等に。

まとめ

自転車ベルはいつ鳴らす?についてまとめると、

自転車はベルを取付けなければならない。

「ベルを鳴らす場所」は法律で決まっていて、いつでも鳴らしてよいわけではない

  • 「警笛鳴らせ」の標識のあるところ。
  • 標識のないところでは危険防止のためやむを得ない時(徐行や一時停止等の方法で危険を避けられない場面)。

お互いが不快に感じない程度に安全に使う。

ベルは取付け径・見た目・音・価格で選ぶ。

時々、点検。

です。

小さい頃、自転車に乗ってよく近所まで出かけたもの。

関係なくリンリンって鳴らして。

歩いてて、後ろからリンリンって鳴らされたことも。

今でもたまにあるけども。