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【27インチ】自転車のタイヤを交換。目安より少し早めが安心。

TB1のロングレッドタイヤ新旧

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私が乗っているTB1は、耐久性に優れたタイヤが採用されています。

とは言っても、そろそろ心配。

ほぼ毎日通勤で走っているので、パンクは避けたい。

万が一に備えて少し早めに交換することにしました。

たびと
たびと

タイヤが劣化していると不安です。

今回はブリヂストンのクロスバイクTB1タイヤ交換です。

何度か繰り返してみましたが、一度コツを掴めば難しくなさそう。

タイヤを外す方が大変かもしれません。

この記事で分かること
  • 自転車のタイヤはいつ交換する?
  • タイヤ交換の費用は?
  • 自分で交換できる?

※こちらの記事はパンクではなく、摩耗等によるタイヤ・チューブ交換となります。

TB1のタイヤ交換でしたら、こちらの記事も合わせてご覧ください。

TB1の後輪を外してタイヤと撮影 TB1のタイヤ外し方。手順は外装変速のシティサイクルとほぼ同じ。
あんこ
あんこ

自転車を楽しんで頂きたいのですが、安全第一

注意
  • この記事の作成者は、自転車整備の専門家ではありません。よく調べていますが、完全ではない可能性があります。
  • こちらの作業は、通常は自転車整備のプロにお願いする整備が含まれています。正しく行われないと乗車時に危険を伴う恐れがあります。作業をする場合には、全て自己責任でお願いします。
  • こちらの作業をご自身でされる場合には、ある程度自転車に乗り慣れてから行うことを強くお勧めします。

※こちらの整備で使用しているブリヂストンTB1は、2021年9月に販売されていたモデルです。現行モデルは仕様が異なる可能性があります。

自転車のタイヤ交換の目安

新品のロングレッドタイヤ27インチ

TB1の純正タイヤ

タイヤサイズ:27×1-3/8WO

タイヤ:LONGREAD(ロングレッド)タイヤ

チューブ:スーパーチューブ(英式バルブ)

こちらは耐パンク性に優れた組み合わせで長寿命です。

自転車の空気入れ TB1のタイヤはパンクに強いけど英式バルブ。空気圧管理はどうする?

参考に下記の写真は、今回交換したタイヤと比較したものです。

左が新タイヤ、右が古タイヤ。

思った以上に中身が劣化していませんでした。

新旧ロングレッドタイヤ表面
新旧ロングレッドタイヤ内側
新旧ロングレッドタイヤチューブ

タイヤ交換の目安

ロングレッドタイヤを取付けた後

一般の自転車のタイヤ交換目安は 3000~5000kmと言われています。

劣化してひび割れが発生したり、摩耗して溝が無くなっていれば分かり易い。

ゴム製品なので紫外線等による経年劣化もあります。

通常フロントよりリアの方が消耗が早いようです。

10000km走ったリアタイヤ
10000km走った私のTB1のリアタイヤ

TB1のタイヤは交換時期を知らせる摩耗インジケーターが付いていて、上の写真のように1万km走っても溝が残っています。

ですが、場所によっては下の写真のように摩耗が激しい部分があります。

旧ロングレッドタイヤの摩耗部分

もしかしたら、もう2000~3000kmくらいは行けるかもしれませんが、

安全のため今回は10897kmリアタイヤを交換としました。フロントタイヤは、しばらく大丈夫そうです。

タイヤ交換の費用と必要な工具

交換費用はどれくらい?

工具代を除けば、お店にお願いすると2倍程度の費用といったところでしょうか。

乗れれば大丈夫、忙しいし、という方はお店へ。

あんこ
あんこ

安心ですし、間違いありません。

部品代について

27インチのロングレッドタイヤ側面
27インチのロングレッドタイヤ側面
27インチのスーパーチューブ
27インチのスーパーチューブ

主に下記が、タイヤの部品代です。

  • タイヤ・チューブセット 1,500~3,000円前後
  • チューブのみ 600~1,000円前後
  • リムバンド(リムテープ) 100~500円

TB1のタイヤ側面を見ると「27×13/8(37-630)」と記載があります。

こちらは一般的な27インチの自転車に採用されているタイヤサイズ。

履いていた「27×1-3/8」サイズの同じタイヤ・チューブを選べば間違いありません

パンク等でタイヤ自体が問題ないのであれば、チューブだけでも。

手間等を考えると、こちらのロングレッドタイヤのようなできれば耐久性のあるタイヤを選んだ方が良いように思います。

特に通勤・通学など毎日乗る場合。

あるいはお店で交換してもらうのであれば、工賃がかかるので交換回数が少ないに越したことはありません。

ロングレッドXT」というのもあって、こちらはさらに性能アップしたもののようです。

ちょっと価格も高くなりますが。

ちなみに同じ27インチで「27×1-1/8」や「27×1-1/4」といった細いタイヤもあります。

いつか試してみよう・・・。

27インチのリムバンド
27インチのリムバンド
ニップル部分を覆う部品
ニップル部分を覆う部品

そしてタイヤを取り外すと、上の写真のようにホイールの周りにリムバンド(ゴム製のバンド)が巻かれています。

こちらはスポークを留めているニップルというパーツが、チューブに直接接触しないようにする部品です。(こちらがむき出しになっているとパンクします。)

できれば一緒に交換した方が確実。劣化していれば確実に。

テープタイプもやったことありますが、こちらの方が簡単ですね。

どうしても手に入らなかったらテープかな。
※今回は買い忘れてしまい、交換しませんでした・・・。

お店にお願いする

以下、いくつかの自転車屋さんの工賃の例です。

タイヤ・チューブ交換 1,000~3,000円 + 部品代

工賃表を確認すると、おそらく前輪の方が工賃が安くなっています。

やってみると分かりますが、”後輪の方が手間がかかる”から。

部品に関しては、一般的にそのお店で選ぶことが多いと思います。

部品代含めて安くて3,000円~といったところでしょうか。

自分で行う

自分で行うなら、

部品代 + 工具代

です。

問題は、タイヤを自転車本体から取り外す必要があるということ。

TB1のタイヤ外し方。手順は外装変速のシティサイクルとほぼ同じ。」にある通り、少し大変です。

特にリア。

いろいろな工具が必要ですが専門的なものではないので、もしかしたらご家庭にあるかもしれません。

参考

例えば、こんな感じの工具等です。

  • ラチェットレンチ または メガネレンチ14、15mm
  • プラスドライバー
  • スパナ8、10mm
  • ペンチ

必要な工具など

タイヤ交換自体に必要な工具は以下だけ。

空気圧が測れる空気入れ
パナレーサーのタイヤレバー
  • 空気入れ
  • タイヤレバー

タイヤ交換の方法

タイヤ交換の流れ

  1. 自転車からタイヤを外す
  2. タイヤ・チューブ交換をする
  3. タイヤを自転車に取付ける

タイヤの着脱に関しては、以下の記事を参考にして下さい。

TB1の後輪を外してタイヤと撮影 TB1のタイヤ外し方。手順は外装変速のシティサイクルとほぼ同じ。

交換の手順

①バルブナット等を外して、空気を抜きます。

虫ゴムを引き抜くと空気が勢いよく抜けますので、気になる方はゆっくり。

バルブナット等を外す

②タイヤをめくり、タイヤビード(ホイールにはまる端の部分)にタイヤレバーを差し込み、レバー先端をスポークに引っかけます。

間隔を開けて繰り返します。間にあるレバーは抜けていきます。

再利用する予定があれば、チューブ等傷付けないように気を付けて作業します。(私はママチャリのフロントに使うか検討中です。)

タイヤレバーを差し込む
タイヤレバー先端をスポークに引っかける
タイヤレバーを2本引っかける

③ある程度タイヤビードが外れてきたら、レバーを横に流して1周すると片側が全て外れます。

タイヤレバーを横にずらす
タイヤレバーをずらして1周
タイヤビードが片側外れた状態

④バルブの反対側からチューブを取り出して、タイヤを取り外します。

バルブの反対側の図
バルブの反対側からチューブを取り出す

最後にバルブ部分を取り外します。

最後にバルブ部分を取り外す

ここまで外れれば簡単にタイヤがホイールから外れます。

タイヤがホイールから外れる

⑤リムバンド(リムテープ)に問題がないか1周確認し、必要があれば交換します。

金属がむき出しになっていないか、劣化していないか、ズレていないか。

交換した方が確実ではあります。今回私は買い忘れてしまいましたのでそのまま使用です。

リムバンドに問題がないか確認する
たびと
たびと

今度はタイヤの取付けです。

タイヤの取付け向きがあれば確認してから、タイヤビードを片側だけ全てはめておきます。

タイヤの取付け向き

⑦先にバルブを通し、残りのチューブをタイヤの中に入れていきます。

その際、タイヤのロゴがあればバルブ位置と合わせておきます。(タイヤとチューブの位置関係が分かるとトラブル時に参考になる、また見た目も良いので、という理由。)

タイヤ取付け時に先にバルブを通す
タイヤにチューブを入れていく

⑧残りのタイヤビードをバルブの反対側からはめていきます。

タイヤビードをバルブの反対側から入れる

最後にここが残ります。

タイヤをはめて残った部分

私は端から、奥に向かって両手でグイーッと入れていきました。

タイヤをはめて残った部分を奥に押し込んでいく

⑨チューブがタイヤビードに挟まれないようバルブを上下に動かします。

バルブを上下させる

⑩バルブを取付け軽く空気を入れます。

全体に違和感がないか確認します。

バルブを取付け空気を入れていく
タイヤの確認をする

⑪再度空気を抜いて、今度はチューブがタイヤビードに挟まっていないかタイヤをめくりながら1周確認していきます。

両側1周です。スタート地点はバルブとか分かり易いところがいいと思います。

チューブがタイヤビードに挟まっていないか確認
反対もチューブがタイヤビードに挟まっていないか確認

⑫バルブを引き出し、ナット等取付けます。

空気を入れて、タイヤがしっかりはまっているか、全体が均一になっているか確認して完了です。

バルブを引き出し、ナット等取付け

ちょっとズレました。

TB1の英式バルブタイヤ

まとめ

自転車のタイヤ交換についてまとめると、

一般の自転車のタイヤ交換目安は 3000~5000km

ひび割れや溝、経年劣化等の症状が出る。

通常フロントよりリアの方が消耗が早い

お店にお願いすると2倍程度の費用

自分で交換するなら、タイヤを自転車本体から取り外す必要があるから少し大変。

同じサイズのタイヤ・チューブを選べば間違いない。

です。

私のタイヤ交換は、仕事で先輩から教わった「車椅子のタイヤ」が基本です。

教えてくれた先輩は、いつもパパッとやっていました。

やっぱり交換して少しでもパンクのリスクが小さくなるのは安心。

1万km走るタイヤ、すごい。